資格確認結果通知連絡書(再審査)の見方

国保や社保から毎月大量に届く意味不明の書類たち・・・

読み方が分からない・・・

と悩む毎日でしたが、

書類のタイトルをそのままGoogleに入れてみたところ、

書類の読み方が丁寧に説明されたページを発見!

https://www.kyoto-kokuhoren.or.jp/medical/pdf/2021_0913_02.pdf

 

こういうのが知りたかった!

こういう資料が欲しかった!

という感動の解説書でした。

 

www.iryohokenjyoho-portalsite.jp

このQ&Aも良い!

 

この書類の患者さんたち、保険証、ちゃんと確認してたんだけどな〜

保険証の切り替えって、なかなかすぐに申し出してくれない方も多く。。。

これこそ、マイナンバーでしっかり国で管理してもらえたらありがたいなと。

資格確認結果連絡票に毎月、何人もの患者さんのお名前がずらりと。

結構、保険証、ゆるゆるで使えちゃっているんだな・・・とびっくりです。

再審査請求:予習。まだやってないけど・・・

取下げの次は、再審査請求にとりかからなければ!!

ということで予習

 

増減点・返戻通知書

過誤・再審査結果通知書

をまずは準備して

 

ここを使うので必須!!

 

では、開始。

最初のここまでは、取下げと同じ入力。

復習・・・

blog.hatena.ne.jp

 

取下げよりも入力項目が多く、大変そうな感じ。。。

 

 

①は「再審査」を選択して・・・

②は3種類あるのね。。。

返戻の用紙を確認してみなければ・・・

 

相手方薬局がどこかも入力しないといけないのか〜

 

さらに詳しく情報入力

 

増減点・返戻通知書

過誤・再審査結果通知書

の情報も入力。

 

2ページ目も取下げの復習ですね!

入力内容は同じ。

blog.hatena.ne.jp

 

念のため、貼付けておきます。

 

では、一番重要な最後のページ

 

減点点数(金額)はすぐ分かりそう。

減点事由のコードとは・・・

紙にこれ、書いてあった気がする。。。

帳票の事由は

縦覧に係るものは「J〇」

突合に係るものは「T〇」

横覧に係るものは「Y〇」

先頭 の「J」「T」「Y」を除外して入力してください。

(例 帳票:「JB」 → 入力:「B」)

なるほど〜

そういう意味だったのか〜

 

 

ABCとか、あのアルファベットはここで使うものだったのね・・・

 

 

 

薬局さんへのメッセージ:保険証・公費忘れの処方箋、備考欄を使ってみよう!

保険証を忘れて、一旦10割負担

精神通院21など、公費を忘れて一旦3割負担等

日々数人の方、いらっしゃいます・・・

 

医療機関としての悩みとしては

薬局さんからのお問合せ

 

「保険番号が未記入ですが、大丈夫でしょうか?」

「公費をいつもお使いですが、今回未記入ですが大丈夫でしょうか?」

 

これに毎回毎回、お答えしなければならない。。。

患者さんが忘れたのです~

患者さんに聞いてくださいませ~

と言いたいところなのですが、この質問、本当に多いです。

 

そこで、処方箋の備考欄を使用することにしてみました。



ここに

「保険証提示なし」

「公費提示なし」

 

記載があればお問合せが減るかな~と。

備考欄は事務連絡なので、ここに書くのが良いんじゃないでしょうかね~と保険医協会様にアドバイスを受けました。

 

ここに書いて、改善されるか様子をみてみることにします。

取下げ:まずは取下げ請求してみた!IRAファイルを作ってアップロード

一度、レセプトを提出し、すでに振込みもされたのだけれど

あ!◯◯◯◯の請求、できてなかった・・・等

後々間違いに気がつくこともあります。

 

そんな時は「取下げ」をしますが、やったことがない場合

オンラインで取下げってどうやるんだ〜

となるわけですね。。。

レセプト 取下げ オンライン

でググってみたところ

 

医療機関再審査等請求ファイル作成ツール

というのをまずはダウンロードしました。

 

結構入力すること、多くてびっくりですが、以下、こんな感じ

www.osakakokuhoren.jp

大阪のホームページに詳細があったので見ながら

資格確認結果連絡書で振替・分割された通知がある場合は

振替先又は分割先の内容を記入してください。

 

支払基金へ振替・分割されている場合、本会(国保)で受付することはできません。

 

ぼんやり分からないところがあるので、後で調べるとしましょう・・・

 

ここはすんなりできました!

入力するのは医療機関コードくらいだし

請求先も社保と国保を選択するだけだし

 

タブの1つ目、結構入力するところが多くてびっくりです。

理由は③の取下げを選択して取下げ理由を入れる

クリックするとこんな画面になりました。

今回は・・・

訪問看護指示書の請求忘れだったので、どれかな〜

診療項目等っていうのが一番近い感じがする・・・

ということで、3を選択。

合ってるのかな??

 

明細書種別

単独か併用か・・・

国保単独

国保と何か公費を併用

ということかと思われますが、どこにも書いていないので不安・・・

 

明細書区分

保険証が本人か家族か

クリニックなので入院外

 

明細書写しの有無

「無」を選択するように!とのこと。

じゃ、この項目作らないで〜

何のことか分からないので悩みます・・・

 

そして2ページ目へ・・・

保険者番号が6桁のことが多いので、先頭に00をつけないといけないとのこと。

最初、付けなかったのでエラーに・・・

 

枝番は入力しないとのこと

 

やっぱり!

前のページの明細書種別、「公費を」併用ということで合っているよう。

公費負担者番号を入力

 

スムーズにいくかとおもいきや

例えば髙橋のたか。

はしごだかの方はエラーになる・・・

 

一部負担金は、1円単位で書くのか、10円単位で書くのか・・・

レセプトは1円単位になっていて

患者さんには10円単位でもらっていて

う〜ん、レセプトが1円単位になっているから1円単位にしておこう

 

なるほど!

必須項目以外の入力はしなくてOKなのね。

はしごだかの患者さんは、レセプトがカタカナになっていて、

変換できないからカタカナなのか〜

やっと分かったかも。。。

 

ついに最後のページになりました。

 

取下げなので、⑤だけ書けばOKのよう。

 

ファイルを作成しますと・・・

 

またまた、見たことのないIRAファイルというのができました。

このIRAファイルを国保にアップロード

 

ここの送信から。

 

これから戻ってきて、再請求することになるのですが

ふむふむ。

とりあえず、戻ってくるのを待ってみましょう。

いつ頃来るものなんだろう・・・

返戻処理:HENファイルとSAHファイル

csvとかpdfとかよく見るファイルと違って

オンライン請求で使うのは初めて見るファイル形式。

 

特に、ファイルを3ヶ月以内にダウンロードしないと削除されてしまって、再請求の手続きができないとか、

何と恐ろしいシステム。。。

https://www.noah-medical.jp/web/support/image/20220225/2022022501.pdf

 

せめて1年くらい猶予がほしいな・・・

 

分からないからとりあえず後回しで!

なんて数ヶ月ぼーっとしていると

返戻ファイルが手に入らなくなってしまい

再請求できなくなって

診療した分のお金が入ってこない

生活保護の方のレセプトなんて、タダ働きになってしまうのですよ・・・(泣)

 

このページはとっても分かりやすく勉強になりました。

karte-m.cocolog-nifty.com

これも分かりやすい!!

https://www.appcel.jp/userannounce/211112henrei_online.pdf

 

こんな感じで具体的に書いてあると

初めて見る時もなるほど〜と。

 

 

 

とりあえず良く分からなくてもやっておくこととしては

ファイルのダウンロードと整理!

 

まずはフォルダを作って・・・

 

SAHもHENも、それぞれ社保と国保があるので

 

ダウンロードすると、全部

RECEIPTC.HEN

という同じ名前になっているので、

分かるように名前を変更して格納。

 

 

とりあえずここまでやっておけば、後で何とかなるかな〜と。

毎月きちんとやれるのが理想なんだけど

返戻がHENとSAHファイルで来るとか

ファイルが3ヶ月で消去されるとか

ファイルの名前がどれも同じで見分けがつかないとか

そんな最低限の知識も最初は無くて(泣)

やっとやっとここまでたどり着いたという感じがあります。

 

ネット検索する時も

返戻 方法 なんて調べても、全然ヒットせず。

HEN レセプト みたいに調べるのがポイントなんだな〜と。

色々と分かりやすく書かれているブログなどがあって勉強になります。

オンライン請求システムには利用可能時間がある・・・8時まで開けない。。。

なぜかは分からないけれど、

オンライン請求システムには開けない時間があり。。。

 

【利用可能時間】

請求:5日〜月末・・・8時〜21時

(8日〜10日・・・8時〜24時)

 

確認試験:5日〜月末・・・8時〜21時

 

ということは、1日〜5日の8時までは使えないということ。

開いてみるとこんな感じ。

 

 

5日〜も、毎日8時までは開けない。。。

遅い時間、残業してやろうかな〜という場合は問題ないのかもしれないけど・・・

朝早く行って送信しよう!とか

朝早く行ってファイルのダウンロードしよう!とか

そういう場合は(当院は全体に朝方人間なのでそっちの方が多い)ページを開くことすらできない。

朝早く開いて、が〜〜〜ん・・・となることが多いので、忘れないように書いておくことにしました。

 

生活保護の医療券、月末にまとめて送られてくる。。。

生活保護の患者さんが受診

 ↓

市区町村の役場に電話

 ↓

生活保護対象者か確認お願いします」

名前&生年月日を両方伝えないと教えてもらえない。。。

 ↓

(役所)はい!対象です。と言われたら

(医療事務)医療券の郵送お願いしますとお願い

 

【謎1】

生活保護の医療券は、大体25日過ぎたくらいから、続々と送られてくるが

それまで番号が不明。

月末にカルテ入力、対象の方が沢山いらっしゃる場合、結構手間です。。。

 

【謎2】

土曜日は役所が休み。

役所への問い合わせは平日でも17時ちょっとすぎまで。

役所が対応不能な時、どうやって確認すれば良いのか謎。

生活保護の方は役所が時間外の時は受診しないでください」

とでも言うべきなのですかね。。。

 

【謎3】

医療券ってどうして役所で本人に渡してくれないのでしょうか・・・

悪用されたりするのかな???

 

【謎4】

毎月受診している場合、どうして毎回電話で確認しないといけないのでしょうか・・・

毎月なら、月初に郵送してくれればいちいち電話で確認しなくてもOKなのでは・・・

 

生活保護の医療券は市区町村での対応もまちまちで、いまだ謎が多く

生活保護の方がご来院した場合、これで本当に対応OKなのかな~とちょっと不安を感じつつ業務しています。

他の医療機関は一体どうしているのだろう???

 

 

令和5年度中にマイナンバーカードを利用したオンライン資格確認を導入する予定

とネットには出ていましたが

www.mhlw.go.jp

どうなっているんだろう…

今、もうできるのかな~

マイナンバーカードで確認してください

なんて言われたことがないので、まだできないのかな~

 

オンライン資格確認できるようになったら

電話する手間もなくなるし、本当にありがたいので、

ぜひともお願いしたいです!!!